小泉進次郎農相は終戦の日の15日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。2024年10月の石破政権発足後、閣僚の参拝が確認されたのは初めて。A級戦犯が合祀(ごうし)されており、中国や韓国などが反発する可能性がある。
小泉氏は環境相だった20、21両年の終戦の日にも参拝しており、閣議後記者会見で「初当選以来毎年の行動だ。不戦の誓いと、国家のために命をささげた方に対する礼を忘れないことは重要だ」と述べた。
石破茂首相は参拝せず、自民党総裁として玉串料を私費で奉納した。
自民党の高市早苗前経済安全保障担当相、小林鷹之元経済安保担当相のほか、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーらも参拝した。14日には森山裕幹事長も参拝した。森山氏は超党派の日中友好議員連盟の会長を務めている。【鈴木悟、中津川甫】
Comments