全国高校野球選手権大会は第10日の15日、阪神甲子園球場で2回戦があり、佐賀北―明豊(大分)で、明豊の打者が「反則打球」と判定される珍しい場面があった。
九回無死一塁で、明豊の井上太陽選手は投前へバントを試みた。しかし、球審は場内アナウンスで「足が打者席から出て、バントをしたと判断しました」と説明。スコアボードには「反則打球」と表示され、井上選手はアウトとなり、1死一塁で試合は再開された。
公認野球規則では「打者が片足または両足を完全にバッタースボックスの外に置いて打った場合」反則行為でアウトになるとしている。【長宗拓弥、深野麟之介】
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