プロ野球で通算309本塁打を放ち、打点王に3度輝いた中日の中田翔内野手（36）が15日、今季限りでの現役引退を表明した。名古屋市内で記者会見した。
中田は柔和な笑みを浮かべ、18年間をかみしめるように言葉を紡いだ。
――今の気持ちは。
◆すっきりした。これで考え込まなくて済むのかな。
――家族の反応は。
◆覚悟はしていたみたいだが、僕以上に悲しんでくれた。こういう終わり方は少し悔しい。
――悔いはあるか。
◆うまくいかなかったことの方が多い。最後に拾っていただいたドラゴンズに全く貢献できなかった。ファンの皆さんに対しても申し訳ない。
――一番の思い出は。
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