高校野球・夏の甲子園2回戦(15日)
東海大熊本星翔―県岐阜商
1回戦は大雨の影響で、応援団の一部が甲子園にたどり着けない事態となった東海大熊本星翔。2回戦は試合開始から大勢が駆けつけ、吹奏楽の応援が鳴り響く中、ノーヒットで先取点をもぎ取った。
三回、1番・福島陽奈汰(ひなた)が先頭で四球を選んで出塁し、内野ゴロの間に二進。続く3番打者が三ゴロを放つと、福島は三塁手が一塁に向けて投げた瞬間、塁間から一気に加速し、三塁を陥れた。
さらに4番打者の打席で、相手投手が暴投しホームへ。わずかな隙(すき)を逃さない好走塁が光った。
北海(南北海道)との1回戦でも3安打と躍動した。この日は足で魅了して、アルプススタンドを沸かせた。【吉川雄飛】
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