陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイが28日、暫定的に配備されていた木更津駐屯地(千葉県木更津市)から佐賀駐屯地(佐賀市)へ移動中に徳島県松茂町の北徳島分屯地へ緊急着陸しました。機体の注意灯が点灯したため、安全のために「予防着陸」したとのことです。乗組員や機体に被害はありませんでした。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「陸自オスプレイの予防着陸」を解説します。
Q 陸上自衛隊のオスプレイってどんな乗り物なの?
A 陸自のV22オスプレイは、ヘリコプターのように垂直に離着陸できる輸送機です。
Q どうして徳島に着陸したの?
A 飛行中に機体の注意灯が点灯し、安全のために徳島県の北徳島分屯地に予防着陸しました。
Q 予防着陸ってなんだっけ。
A 予防着陸は、機体に異常の兆候があったとき、事故を防ぐために安全な場所に着陸することです。
Q 乗っていた人は大丈夫だったの?
A 乗組員にけがはなく、機体にも損傷はありませんでした。
Q オスプレイは木更津から佐賀に何機移動しているの?
A 28日現在、佐賀駐屯地には全17機中15機のオスプレイが移されています。
Q この日は佐賀駐屯地で何かあったのかな。
A 28日から佐賀駐屯地周辺の空で、オスプレイの飛行訓練が始まりました。
Q 予防着陸について地元の佐賀市の反応は?
A 佐賀市は「防衛省に対し、速やかな情報提供と安全対策の徹底などを求める」と発表しています。
Q 点検した後はどうなったの?
A 北徳島分屯地で点検し、飛行可能と判断されたため、約3時間後に再び離陸し佐賀駐屯地に到着しました。
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