全国高校野球選手権大会は第12日の17日、阪神甲子園球場で3回戦があり、津田学園(三重)は春夏連覇を目指す横浜(神奈川)に0―5で敗れ、春夏通じて初の8強入りはならなかった。
津田学園の佐川竜朗監督の試合後の主な談話は次の通り。
津田学園・佐川竜朗監督
春の優勝校の強さを感じた。1本も長打がなくても、苦しい時でも低く強い打球を打てる強さ。(エース左腕の)桑山(晄太朗)自身はコントロール重視で丁寧に投げてくれたが、低い打球で対応してきた。一枚も二枚も上手かなと感じました。
(七回1死満塁の好機で無得点)最後の一本が出ないのが、強いチームと勝ちきれないチームの差。その前の桑山のセンターに抜けそうな打球を二塁手が必死に止めたプレーが横浜高校さんの本当の強さかなと思う。
(打線は)織田(翔希)君の真っすぐの強さに打ち負けないように(したが、)力んでしまった結果、変化球で泳がされてしまった。織田君は最後まで息切れしなかった。
左打者に捨てるように指示したチェンジアップがいつも以上にブレーキが利いていた。打者はストライクに近いから手を出さないといけなくなる。それと要所のコントロール。あのクラスの球が制球されたら高校生ではしんどいですね。東海地区では間違いなくいないレベルですね。
(2回戦が不戦勝で、7日の1回戦から試合間隔が空いたことについては)甲子園で1時間練習させていただいたお陰で良い形で入れたと思います。うちの守備をしっかりできたのは、練習させていただいたお陰。
甲子園に連れてきてくれて、校歌も2回歌えた。高校野球の素晴らしさを教えてくれた選手たちに本当にありがとうと感謝の思いを伝えたい。
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