交流サイト(SNS)などでの激しい中傷を受け、今年1月に亡くなった元兵庫県議の竹内英明さん(当時50歳)の同僚県議らが18日、竹内さんの子供2人を支援していくための基金を設立したと発表した。
竹内さんは、斎藤元彦知事らが文書で告発された疑惑を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)のメンバーだった。竹内さんの妻は政治団体「NHK党」党首の立花孝志氏について、うその情報を発信したとして名誉毀損(きそん)の容疑で刑事告訴している。
基金は、インターネット上に専用サイトを設け、11月18日まで寄付を受け付ける。記者会見した藤本百男県議(自民党)は「子供たちには健やかに成長し、勉学の志を持ってほしい」と話した。【木山友里亜】
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