山口市のJR新山口駅の新幹線改札内に人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の名場面などを描いたパネルがお目見えし、乗降客の目を楽しませている。
パネルは、山陽新幹線全線開業50年と大阪・関西万博開催を記念して、JR西日本が4月からキャラクターを車内外にデザインした新幹線を運行している「ONE PIECE 新幹線」の企画の一つ。
「ONE PIECE」は、麦わら帽子の青年ルフィが海賊王を目指して仲間とともに大海原を冒険する物語。
JR西は山陽新幹線19駅を物語の舞台と設定し、パネルを置いて乗降客の旅の思い出にしてもらおうと企画した。
新山口駅に登場したパネルは、縦2・1メートル、横3・6メートル。「おれは今‼鯉をみていまーす――‼」のセリフに、鯉が泳ぐ島根県津和野町の情景を描き、津和野につながる山口線の旅に誘っている。
JR西広島支社は「作品と地域の魅力を楽しんでほしい」。パネルは、夏休み期間中設置される。【杉山恵一】
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