第98回米アカデミー賞国際長編映画賞(旧外国語映画賞)部門の日本代表に、李相日監督の「国宝」が選出された。日本映画製作者連盟が28日、発表した。世界各国の代表作品から候補作が絞られ、来年3月に受賞作が決まる。
「国宝」は吉沢亮さんが主演を務め、才能か血筋かという歌舞伎界の人間模様や愛憎劇を描いた作品。原作は吉田修一さんの同名小説で、8月21日までに興行収入が110億1千万円に達し、邦画実写作としては歴代興収2位を記録している。
日本代表作品は、映画関係者ら5人の選考委員が、申請のあった9作品から選んだ。(共同)
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