夏の補強はJ2から J1未経験のストライカーは生き残れるか

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アビスパ福岡への移籍が決まり笑顔を見せる碓井聖生選手=福岡市の雁の巣レクリエーションセンターで2025年6月9日、丹下友紀子撮影
アビスパ福岡への移籍が決まり笑顔を見せる碓井聖生選手=福岡市の雁の巣レクリエーションセンターで2025年6月9日、丹下友紀子撮影

 サッカー・J1の今夏の移籍市場は例年に比べて静かに推移している。その中では、J1経験のない選手の補強が目を引く。最上位のカテゴリーで経験のない選手を獲得する上で、獲得する側はどんなポイントを重視しているのか。

確認した「強度」

 「本番には強いタイプなんで」

 アビスパ福岡に新加入したFW碓井聖生(しょうせい)選手(24)は6月21日、J1デビュー戦となったアルビレックス新潟戦でゴールを決め、ニタッと笑った。

 得点力不足に悩む福岡が、後半戦での巻き返しに向け獲得した選手だ。

 中京大在学中の2023年から当時J3のカターレ富山でプレーする。身長183センチと上背があり、左右両足でのシュートに加え、ゴール前での決定力の高さを売りとしている。

 昨季はJ3で9点を挙げ、松本山雅FCとのJ2昇格プレーオフ決勝では終盤に2得点し、昇格に貢献した。今季は初のJ2で16試合、5得点をマークしていた。

 福岡の柳田伸明強化部長は「J2で20点取っているからといって、それが(J1でも)そのままじゃない」と、下位カテゴリーから獲得する際の難しさを語る。J2で得点王になりながらJ1で苦戦した選手もいる。

 見極める上では「スピード感、しなやか…

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