
茨城県土浦市は、ふるさと納税の返礼品として、市が所有する霞ケ浦総合公園内の「ヒューナックアクアパーク水郷(水郷プール)」を夜間に貸し切れる「ナイトプール貸切権」を期間限定で販売している。「ふるさと納税で特別感、オリジナリティーを出すための初の試み」で、寄付額は450万円。
市によると、貸し切り可能日は25~29日(土日祝日以外)の各午後6時半~9時。開放する施設は全長270メートルの「流れるプール」と「ちびっ子プール」。入場上限は100人。個人でもグループでも利用可能で、8日までに申し込む。
同プールは霞ケ浦西岸に位置し、大人から子どもまで楽しめる人気の施設。市広報広聴課は「夏休み期間中、プールを実施しており夜間の活用法を模索していた。他の返礼品への波及効果にもなれば」と期待する。
市のふるさと納税はこれまで、ケヤキの飾り台など寄付額334万円が最高額だったが今回これを更新した。
安藤真理子市長は4日の定例記者会見で、「ぜひご活用を」と呼びかけている。【鈴木美穂】
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