全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場で1回戦があり、天理(奈良)は鳴門(徳島)に4―5で敗れ、3年ぶりの白星に届かなかった。試合後の天理の藤原忠理監督の主なコメントは次の通り。
天理・藤原忠理監督
イメージ通りの展開だったが、相手の4番、5番打者を抑えきれなかった。本塁打は計算外。同点にされ、苦しい継投になりましたね。
(鳴門の)先発の橋本投手も2巡目から投球内容を変えてきた。低めのスライダーを見極めたかったが、やはり甲子園ですね。なかなか自分たちの野球をやらせてもらえない。それだけ相手が巧みな技を持っていたということです。
<監督として甲子園大会初勝利ならなかった>
やっぱり甲子園の1勝って難しいんだなと心底実感しました。こうやって出場させてもらい、それだけでも感謝しないといけないのですが、良いチームだったので勝たせてあげたかったです。この敗戦は本当に私の技量のなさだと思っています。
<春夏連続出場した。どんなチームだったか>
私の掲げる守りの野球に選手たちが純粋に取り組んでくれた。チーム作りは何も心配することなく、淡々と進めることができた。就任してからの2年で、本当に良いチームを作り上げることはできたと思っています。
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