第107回全国高校野球選手権大会に出場中の広陵(広島)で今年1月下旬に起きた暴力事案について、中井哲之監督は7日、旭川志峯(北北海道)との1回戦前の取材で、「今は頑張るしかないので、応援してくださる方はたくさんいるので、その中で生徒の頑張る力を信じたいと思います」と語った。
同校によると、当時の1年生部員が部で禁止された行為を寮でしていたとして、複数の上級生が暴力を振るったという。暴行を受けた部員はその後、転校した。
学校は暴行した上級生を自宅謹慎とし、登校や部活への参加を一時禁止した。日本高校野球連盟から3月に厳重注意を受けた。
中井監督は「反省すべきことを反省してきて、この大会を迎えています。目の前にある試合を全力でプレーすることだけです」と話した。【村上正】
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