「頑張る力」見せた広陵 不慣れなナイターでも冷静に 夏の甲子園

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【旭川志峯-広陵】六回裏広陵1死一、三塁、草島の犠飛で生還する三塁走者の白髪=阪神甲子園球場で2025年8月7日、藤井達也撮影 拡大
【旭川志峯-広陵】六回裏広陵1死一、三塁、草島の犠飛で生還する三塁走者の白髪=阪神甲子園球場で2025年8月7日、藤井達也撮影

高校野球・夏の甲子園1回戦(7日)

旭川志峯(北北海道)―広陵(広島)

 広陵の中井哲之監督は試合前、神妙な面持ちで語った。

 「反省すべきことを反省してきて、この大会を迎えている。生徒の頑張る力を信じたい」

 大会前に明るみに出た、野球部内で1月に起きた暴力事案について、初めて言及した。

 そう願った中井監督の思い通り、不慣れなナイターの試合でも選手たちは冷静だった。

 四回に旭川志峯に1点を先制されたが、その裏の攻撃で2死から3番・高橋海翔(かいと)が思い切り振り抜き、右中間を破った。相手の中継プレーにミスが出ている間に、高橋は一気に生還して追いついた。

 昨秋の広島大会は2回戦で敗退。春夏の甲子園で続いていた連続出場は今春に「4」で途絶えたが、その悔しさをバネに、実力の一端を示した。【村上正】

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