<1分で解説>4年制私立大の過半数が定員割れ 今後の見通しは

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大学入学共通テストの会場=東京都文京区で、北山夏帆撮影 拡大
大学入学共通テストの会場=東京都文京区で、北山夏帆撮影

 4年制の私立大学で、全体の53・2%が「定員割れ」を起こしていたことが判明しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「私立大の定員割れ」を解説します。

Q 過半数の私立大学の定員割れって聞いたよ。

A 2025年度に定員を下回った私立大学は、全体の53・2%にあたる316校でした。

Q 前の年と比べてどうだったの?

A 前年度は定員割れの率が過去最高でしたが、今年度は6・0ポイント改善しました。

Q どうしてかな。

A 18歳人口が増えたことが、定員割れが減った主な理由と考えられています。

Q 私立大学全体の入学定員に対する割合はどうなっているの?

A 私立大学全体の入学定員充足率は101・61%で、3年ぶりに100%を上回りました。

Q 小規模な大学の状況はどうだったの?

A 収容定員4000人未満の小規模大学の充足率は平均92・93%で、前年度から4・07ポイント改善しました。

Q 入学者数はどれくらい増えたの?

A 入学者数は1万6107人増え、51万839人となり、1989年度以来で最多となりました。

Q 今後はどうなるのかな。

A 2027年度には18歳人口が再び減少に転じる見通しで、大学入学者も減ると予想されています。

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