茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で、コキアが見ごろを迎えている。真夏の日差しをたっぷりと浴びてさわやかな緑色に染まり、訪れた人たちの目を楽しませている。
園内の「みはらしの丘」で約2・3ヘクタールに約4万本を植栽。園路からコキアに触れることができ、夏特有の卵形でふわふわ、もふもふとした質感を楽しめる。現在は高さ50～70センチほど。8月下旬にいずれも70センチほどにそろう見込み。
みはらしの丘付近に今年から「コキア見本園」を新設した。従来の品種「ルージュ」に加え、燃えるような赤色が特徴の「滝野ファイヤーエッグ」など形や色が異なる4品種を鑑賞できる。
ひたち公園管理センターの広報担当・渡辺万里映さんは「（紅葉の時期の）赤いコキアが話題になりやすいが、緑のコキアは夏ならでは。もこもことした愛らしい姿を楽しんでもらえたら」と呼びかけた。【井手一樹】
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