<1分で解説>「花嫁修業で苦労する」セクハラ発言で町田署長を処分

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警視庁町田署=東京都町田市で、鈴木拓也撮影 拡大
警視庁町田署=東京都町田市で、鈴木拓也撮影

 警視庁は町田署の江口博行・前署長が部下に対してセクハラ発言をしたとして、警視総監注意の処分にしたことが分かりました。前署長は18日付で依願退職しています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「警察署長のセクハラ発言と処分」を解説します。

Q 警察署長がセクハラって聞いたよ。どんな発言をしたの?

A 江口前署長は「女子寮は食事が出るので自炊をしない」「花嫁修業で苦労する」といった発言を女性署員の前でしました。

Q 他にもどんなことを言ったの?

A 結婚がしにくくなれば「出生率が下がる」という趣旨の発言や、化粧を落とした女性署員に「元に戻ってしまった」と容姿に関する発言もしていました。

Q セクハラってなんだっけ。

A セクハラは、相手が不快に感じる性的な言動や、性別に関する差別的な発言のことです。

Q どんな処分を受けたのかな。

A 江口前署長は警視総監注意という処分を受けました。これは懲戒処分ではなく、「監督上の措置」で、注意の中では最も重いです。

Q どうして発覚したの?

A 警視庁に匿名の内部通報があり、調査の結果、前署長が発言を認めました。

Q 町田署ってどんなところ?

A 町田署は東京都内で2番目に大きく、約600人が所属しています。

Q 前署長はどうなったの?

A 前署長は18日付で依願退職しました。

Q 本人はどう思っているの?

A 江口前署長は「接し方には気をつけていたつもりだったが、申し訳ない」と話しているそうです。

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