「お二人は国宝級」と立会人
本棋戦は、午後2時から大盤解説会が行われるのが恒例となっている。王銘琬九段と星合志保四段が準備している時に藤沢が投了を告げた。時刻は午後1時57分、立会の王九段は対局室に駆け付け、検討を見守った。
その後、大盤解説会に対局者が登壇して、公開検討が行われた。「今日は、たまたまうまくいった。明日はヨセ勝負になってもビビりすぎないように楽しい碁が打てたら」(上野)、「いいとこなしの完敗、明日は今日よりもいい内容で熱戦をお見せできたら」(藤沢)と、語った。
王九段は「このお二人は国宝級、高いレベルで戦っています。里菜さんはしなやかな碁ですが、今日はいいところが1%も出なかった」と、前置きしてから解説を始めた。
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