2026年春をもってグループでの活動を終了する「嵐」。ラストイヤーの行方が注視されるなか、大みそかの『第76回NHK紅白歌合戦』に出場する可能性が浮上している。
発端となったのは、8月27日の「週刊女性PRIME」の報道だ。
「記事によれば、『紅白』の選考サイドが、嵐に出演オファーを出していると伝えられたのです。STARTO ENTERTAINMENTも嵐の出場に前向きで、『SUPER EIGHT』と『timelesz』も出場するようNHKに掛けあっているとされます。
嵐は5月に2026年春での活動終了を発表したものの、音楽番組への出演はなかったため、『紅白』で5人そろうのか、気になるところです」(スポーツ紙記者)
嵐は2009年に初出場して以降、活動休止までの2020年まで12年連続で『紅白』に出場してきた。ただ、「ラスト紅白」の可能性が浮上したことに関して、Xでは
《頼む、嵐のこと搾取しないで紅白 その番組じゃないといけない理由もないし自分たちでお披露目する場は設けられる》
《いやいやいや、もう嵐はカウコン一択だよ 紅白はいらない》
《嵐は紅白出て欲しくない、オファー来ても断って欲しい》
など、ファンから猛烈な “反対論” があがっている。近年のSTARTO社とNHKの関係が原因のようだ。
「2023年9月、旧ジャニーズ事務所の性加害問題が発覚後、NHKは同社のタレントの新規起用を見送ることを表明し、“出禁” 状態が続きました。2024年10月に起用再開したものの、STARTO社と折り合えない部分があったようで、2023年、2024年と2年連続で『紅白』不出場となったのです。
ただ、嵐が活動終了を発表後、相葉雅紀さんが7月に『ダーウィンが来た!』のミニコーナーを担当。二宮和也さんは放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演し、8月9日の音楽番組『MUSIC GIFT 2025〜あなたに贈ろう 希望の歌〜』の司会を務めるなど、嵐のNHKでの仕事が増えています。こうした “手のひら返し” に違和感を持つ人もいるのでしょう」(芸能記者)
活動休止直前の2020年の『紅白』では、スペシャルメドレーを披露した嵐。NHKとのかかわりは深いが、“変化” も見られたという。
「過去に司会やトリを務めた嵐ですが、2020年は後半に出場するのみでした。当日、嵐は無観客の生配信ライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』を開催しており、『紅白』はこのライブを一時中断して参加し、出番が終わるとすぐにライブに戻ったのです。NHKよりも、長年応援してきたファンを優先するような印象を受ける人もいたようです。
STARTO社では、NHKからの “出禁” を受けて、大みそかに各グループがYouTubeなどで生配信ライブを開催したところ、ファンからも好評で定番化しつつあります。嵐に対しても、大みそかにファンクラブ向けの配信イベントなどを期待する向きも多いようです」(前出・芸能記者)
2025年も残り約4カ月。『紅白』の選考が始まるなか、嵐はどんな決断を下すのか。
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