夏ドラマ 記者座談会/下 「こんばんは、朝山家です。」 会話のテンポよく、他家のぞき見る感覚

夏ドラマ 記者座談会/下 「こんばんは、朝山家です。」 会話のテンポよく、他家のぞき見る感覚

 この夏に民放各局で始まった連続ドラマの注目作について、放送担当の記者3人が語り合う座談会の後編。先週に続き30代の井上知大、20代の諸隈美紗稀と平本絢子記者が参加した。今回は、地方の準キー局制作の連ドラが対象。各局の特色も感じられる中で、ヒューマンドラマの良作が目を引いた。  平本 最も高い評価を集めたのは、朝日放送テレビ(大阪市...
五代目江戸家猫八 「心に宿すのは生、本物の声」 「動物園に行きたくなる」ものまね芸が使命

五代目江戸家猫八 「心に宿すのは生、本物の声」 「動物園に行きたくなる」ものまね芸が使命

 「ホーホケキョッ」。初春のウグイスが甲高く鳴いている、わけではなく、動物ものまね芸の五代目江戸家猫八によるものまねだ。代々続く伝統の芸を磨く猫八。動物に対する畏敬(いけい)の念を胸に、芸を通じて挑んでいることがある。  明治時代、猫八の曽祖父にあたる初代江戸家猫八(1868~1932年)が歌舞伎役者などを経て、寄席演芸の世界に入り...
京都で「マンガと戦争展2」 表現者ら、40通りの視座 前回展から10年、海外からの作品も

京都で「マンガと戦争展2」 表現者ら、40通りの視座 前回展から10年、海外からの作品も

 マンガを通じて戦争を多面的に捉える「マンガと戦争展2」が、京都市中京区の京都国際マンガミュージアムで開かれている。2015年に同ミュージアムで開催された「マンガと戦争展」の続編であり、前回の展示内容も紹介しつつ、新たな視点を加えた。紹介作品はいずれも館内で手に取れる。  時代によって戦争との距離感、描かれ方も変わる。展示を担当した...
命長き“語り部”託す未来 「被爆樹木」取材し児童書に 石田優子さん

命長き“語り部”託す未来 「被爆樹木」取材し児童書に 石田優子さん

 かつて「70年は草木も生えない」と言われた広島。6日に80回目の原爆の日を迎えた。戦後の市民に希望を与えたのが熱線に焼かれても生き残った「被爆樹木」だ。  映画監督で作家の石田優子さん(47)=東京都世田谷区=は6月、被爆80年の節目に児童書『新版 広島の木に会いにいく――被爆樹木が見る未来』(偕成社)を刊行した。被爆樹木の「治療...
/148 辻村深月 画 佐伯佳美

/148 辻村深月 画 佐伯佳美

「無理だろ、どうせ。家探しと一緒だよ。期待するだけ無駄だから、そういうこと言わないでよ」  凌生の口から、ほぼ反射のように声が出る。家を探すと言っておいて、山本だって探せなかったじゃないか――嫌みも込めて言った声に、しかし、山本は怯(ひる)まなかった。 「どうか期待を、してください」  圧はないのに、耳に残る声だった。咄嗟(とっさ)...
寄稿 語り継ぐ平和への祈り/中 心ある書き手を得て=野村幸輝(旭川市立大准教授・米文学)

寄稿 語り継ぐ平和への祈り/中 心ある書き手を得て=野村幸輝(旭川市立大准教授・米文学)

 ノンフィクション『ナガサキ 核戦争後の人生』(邦訳2019年、みすず書房)を書いたアメリカの作家スーザン・サザードさんに、被爆者へ取材したときの様子、核兵器の脅威、そして、被爆者への思いについて聞いた。  戦後しばらくすると、自らの体験を人前で話す被爆者が現れた。吉田勝二さん(10年死去)もその一人である。彼は13歳の時、顔全体に...
視后內地演舞台劇被粉絲拍片 未修圖大特寫真面目曝光

視后內地演舞台劇被粉絲拍片 未修圖大特寫真面目曝光

59歲視后鄧萃雯,近年長駐內地拍劇外,亦成為了綜藝常客,有她出現的活動,例必是萬人空巷,大批粉絲守候集郵,她亦賺到豬籠入水,令人羨慕。但在瘋狂吸金的同時,對於即將「登六」的雯女,其實外貌早已今非昔比,近日她到杭州演出舞台劇《鱷魚》,近鏡見到她皺紋滿滿,接受優雅地老去。即將「登六」的鄧萃雯。(小紅書)即將「登六」的鄧萃雯。(小紅書)近日...
馬來3男子拍片吃剩雞骨施捨流浪漢 惹眾怒後急道歉

馬來3男子拍片吃剩雞骨施捨流浪漢 惹眾怒後急道歉

馬來西亞三名男子拿吃剩的雞骨頭施捨流浪漢,還拍下短片在社交媒體廣傳,引起許多民眾憤慨。通訊及多媒體委員會與警方已傳召三人錄口供。社交媒體流傳的影片顯示,三名男子在一家快餐店吃完炸雞後,以「不可以浪費食物」及「行善」為由,將雞骨頭裝進飯盒施捨給一名流浪漢。拿到飯盒的流浪漢感激涕零,但打開飯盒發現竟是雞骨頭,神情頓時黯然。鏡頭接着轉向三名...