<1分で解説>野党が求めるガソリン暫定税率廃止 自民はどうする?

Date: Category:政治 Views:3 Comment:0

会談に臨む自民党の坂本哲志国対委員長(左)と立憲民主党の笠浩史国対委員長=国会内で2025年7月25日午後2時58分、平田明浩撮影 拡大
会談に臨む自民党の坂本哲志国対委員長(左)と立憲民主党の笠浩史国対委員長=国会内で2025年7月25日午後2時58分、平田明浩撮影

 立憲民主党の笠浩史国会対策委員長は25日、ガソリン暫定税率の廃止法案を8月1日召集の臨時国会に提出する考えを自民党の坂本哲志国会対策委員長に伝え、法案の審議入りを求めました。坂本氏は廃止について「前向きに捉えている」としましたが、審議入りについてはまだ決めていません。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ガソリン暫定税率廃止法案の動き」を解説します。

Q ガソリン暫定税率ってどんなものなの?

A ガソリン1リットルあたり25.1円を追加で徴収するものです。

Q 廃止法案を提出する考えを伝えた笠氏は何と言っているの?

A 坂本氏との会談後、記者団に「(1日開会の国会で)採決成立に至らないとしても、秋の臨時国会では必ず成立させ、できる限り早く暫定税率廃止を求める。与野党で協議し、進めることも一つのやり方ではないかと併せて提案した」と話しました。

Q 自民党はどう考えているの?

A 坂本哲志氏は「前向きに捉えている」としましたが、「審議入りするかどうか、どのような形で問題を整理するかはもう少し話をする」と説明しています。

Q 廃止時期について、自民党内にはどんな案があるのかな。

A 地方の準備期間を考慮して、2026年4月とする案が出ています。

Q 廃止までの間はどうするの?

A 廃止までの間は、補助金で対応する案もあります。

Q 今後どうなるの?

A 与野党で協議がまとまらなければ、廃止法案の成立は秋の臨時国会以降に先送りされる可能性があります。

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.