農業関連機械などを製造・販売するアテックス(松山市)が、有人監視型自動運転草刈り機を開発し販売を始めた。同社によると自動運転の草刈り機は日本初で、草刈り作業中は監視のみのため、人手不足解消や熱中症対策にもつながるという。
機体は長さ170センチ、幅111センチ、高さ97・5センチ。愛媛県産業技術研究所の支援を受けて開発した。
タブレット端末により、草を刈るエリアの走行ルートなどを作成。そのデータを機体に送ると、自動で草刈り作業をする。ルート上で予期せぬ障害物に接触した場合は、自動で停止するという。同社の村田雅弘社長は「日本だけでなく、世界にも販売を拡大してきたい」と話している。【目野創】
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