将棋の第7期清麗戦五番勝負(大成建設主催)の第3局が20日、神奈川県箱根町で指され、福間香奈清麗(33)が挑戦者の渡部愛女流四段(32)を92手で降し、対戦成績3連勝で防衛した。清麗位獲得は4期連続で通算6期。
福間清麗は女流タイトル八つのうち自身最多タイの六つを保持し、残る2冠は西山朋佳白玲(30)が持つ。福間清麗は挑戦権を獲得した白玲戦七番勝負が30日に開幕し、奪取すれば史上最多の女流7冠に到達する。更に女流王将戦本戦でも勝ち残っており、挑戦者になれば年内に史上初の女流8冠制覇を果たす可能性がある。
渡部女流四段は2018年の女流王位以来2度目のタイトル獲得を果たせなかった。【丸山進】
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