全国高校野球選手権大会は第3日の7日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、津田学園(三重)が叡明(埼玉)に延長十二回タイブレークの末に5―4で勝利し、6年ぶりに初戦を突破した。
津田学園の佐川竜朗監督の試合後の主なコメントは次の通り。
津田学園・佐川竜朗監督
タイブレークをあまりやっていなかったので、どうなるかなというのがあって、でも野手を中心によく守ってくれたので、そこに感謝です。
タイブレークの攻撃は選手に選択権を与えていました。何をしたいかって聞いて任せていました。
<桑山投手で最後まで投げた>
けがはなかったのですが、三重大会後の疲労をとるために練習量を落としていたんです。投げさせない時間が長かったので、投球感覚は大丈夫だろうかというところでしたが、修正しながら投げてくれたと思います。
<桑山投手の交代は考えたか>
桑山は、私の家でご飯を毎日食べている子の一人で、いつも見ているので顔を見れば分かるんです。
十回の時に無得点だったのでやばいかなと思ったのですが、十一回、十二回になったらすごく元気になっていたので、ここで決めてほしいなと思っていました。
<守備が機能した>
好守がたくさんあったことについては、池増大樹部長が朝早くからノックを打ってくれていまして、その成果のたまものだと思います。二塁手の伊藤は、本来は遊撃手です。2月に守備位置を動かした時は嫌がっていたのですが、安心感は一番あります。
だから十一回のアウトは彼じゃないと取れない、大ファインプレーですが、それくらいはやるよねと。チームにとってはすごく大きかったです。
<8月7日は監督の誕生日>
私の誕生日に試合をしていますけど、私が持っているというより、子どもたちがもっているんですよね。今日は勝利もいただいて、後でありがとうって伝えようと思います。
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