世界自然遺産の知床半島にある羅臼岳登山道(北海道斜里町)で、20代男性がヒグマに襲われて行方不明になりました。クマに登山道から林へ引きずり込まれたといいます。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「知床・羅臼岳でヒグマ被害」を解説します。
Q 知床半島で登山客がヒグマに襲われたって聞いたよ。
A 知床半島の羅臼岳登山道で、20代の男性がヒグマに襲われて行方不明になりました。同行者が警察に通報し、現場では警察官が捜索を行いました。男性はヒグマと格闘したといい、けがをしているとみられます。
Q ヒグマは見つかったの?
A ヒグマは現場では発見されていません。男性も行方不明のままで、捜索は夕方にいったん打ち切られ、15日朝に再開されました。
Q 登山道では他にも人がいたのかな。
A 羅臼岳には他にも登山客がいて、警察や救助隊がヘリコプターを使って救助活動を進めました。
Q 最近ヒグマの目撃が多いの?
A 7月以降、知床半島の登山道付近では「人を忌避しないヒグマが度々目撃されています」と斜里町がホームページで注意を呼びかけていました。また、道内では7月に南部の福島町の住宅街で男性がヒグマに襲われて死亡する事件も起きています。
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