
第96回都市対抗野球大会で推薦出場の横浜市・三菱重工Eastは、ルーキーの印出太一選手(23)が連覇の鍵を握る。
早稲田大では主将として東京六大学リーグの春秋連覇をけん引し、大学日本代表でも主将を務めた華々しい経歴がある。「過去の栄光は関係ない」と真摯(しんし)に野球に向き合ってきた。
都市対抗に出場する全32チームのキープレーヤーに迫ります
全32回のうち1回目
「今は自分の持っているものをチームに還元できていないので、都市対抗までにしっかり状態を上げていけるようにやっています。僕は1年目ですが、チームとしては連覇のかかる大会。補強選手の存在を埋められるよう、チームのために頑張りたいです」
新人ながら春先のJABA大会から先発で起用されてきた。出場機会を増やすため、本職の捕手だけでなく、一塁の守備にも磨きをかけてきた。
「高校の時も1年間くらいは一塁で試合に出ていたのですが、ブランクがあったので。コーチや矢野(幸耶)さんに教えてもらって、だいぶうまくなったと思います。…
Comments