川崎ストーカー事件 元交際相手がスマホ売却か 殺人罪で追起訴

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岡崎彩咲陽さんの遺体が発見された、元交際相手の白井秀征容疑者の自宅前には、多くの花が供えられていた=川崎市川崎区で2025年5月7日午前10時38分、横見知佳撮影 拡大
岡崎彩咲陽さんの遺体が発見された、元交際相手の白井秀征容疑者の自宅前には、多くの花が供えられていた=川崎市川崎区で2025年5月7日午前10時38分、横見知佳撮影

 川崎市の民家で4月に岡崎彩咲陽(あさひ)さん(当時20歳)の遺体が見つかった事件で、元交際相手の白井秀征被告(28)=死体遺棄罪などで起訴=が、岡崎さんのスマートフォンを売却した疑いがあることが神奈川県警への取材で判明した。岡崎さんの行方が分からなくなった当日、被告が市内の中古品買い取り店でスマホを売却したのを確認したとしている。横浜地検は1日、岡崎さんに対する殺人罪で白井被告を追起訴した。

 岡崎さんは白井被告からのつきまといなどの被害を県警に訴え、2024年12月20日に行方不明になった。県警は25年4月30日に白井被告宅を家宅捜索し、床下から遺体を発見したが、スマホは見つかっていなかった。

 県警によると、買い取り店側の証言などから、失踪当日に白井被告とみられる人物がスマホを売却し、岡崎さんのものと確認されたという。通信履歴を解析し、2人の詳しいやり取りなどを調べている。

 起訴状によると、白井被告は24年12月20日ごろ、県内か周辺で岡崎さんを何らかの方法で殺害したとされる。地検は認否を明らかにしていない。【清水夏妃、宮本麻由】

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