JR九州、HKT48とタッグ 42人が各県の駅員や客室乗務員に

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「九州の元気を、世界へ」とポーズをとるJR九州の古宮社長(中央)とHKT48のメンバー=福岡市博多区で2025年7月24日午後2時35分、後藤浩明撮影 拡大
「九州の元気を、世界へ」とポーズをとるJR九州の古宮社長(中央)とHKT48のメンバー=福岡市博多区で2025年7月24日午後2時35分、後藤浩明撮影

 JR九州は24日、福岡を拠点に活動するアイドルグループ「HKT48」のメンバーを宣伝担当に任命した。九州の観光の魅力を発信してもらう。期間は2026年3月31日まで。

 JR九州が任命したのは、現在活動中のHKT48の全メンバー42人。九州7県を5~7人ずつの7グループで担当。福岡県や長崎県は全員、出身者が担当している。

 メンバーはJR九州の制服を着用。担当県の駅員や列車の客室乗務員を務め、イベントの進行役も担う。その様子を撮影して動画を専用サイトに配信する。各県の魅力を発信するほか、普段は見られない鉄道業務の裏側も伝えるという。

 JR九州とHKT48とのタイアップは5回目。新型コロナウイルス禍で観光・鉄道需要が落ち込んだ2020年夏に「九州を元気に!」とスタート。以降、取り組みを重ねたが、これまでは一日駅長やスタンプラリーなど単発のイベントが大半だった。

 24日には福岡市博多区のJR九州本社で、HKT48を代表して4人が古宮洋二社長から任命証を受け取った。福岡県を担当する豊永阿紀さんは「福岡の新しい魅力を一緒に見つけていきたい」と話した。

 古宮社長は「コロナ禍から立ち直った世の中で、もっと九州を世界へ発信していこう、元気を発信していこう」と趣旨を説明した。【後藤浩明】

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