砂像の祭典「サンドクラフト2025inみたね」が26日、秋田県三種町の釜谷浜海水浴場で開幕した。県内外から訪れた観光客らが創造性あふれる砂像群を鑑賞していた。
環境を大切にし、子供たちに夢と郷土愛を育むことを目的に町や町観光協会などでつくる実行委員会が開催しており、今年で29回目。
会場には国内外で活躍する能代市出身の保坂俊彦さんら砂像彫刻家をはじめ、各団体、児童生徒らの作品26基が並ぶ。中でも保坂さんが手がけた「サザエさん」など、アニメとのコラボ作品となった砂像の前では、観光客が「見ていて楽しい」とカメラを構え、盛んにシャッターを切る光景が見られた。
この日は、各団体による「YOSAKOI演舞」や、特産品が当たる抽選会なども催され、大勢の人出でにぎわった。
砂像の展示は9月30日まで。【田村彦志】
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