フィギュアスケート男子で2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表有力候補の一人、友野一希選手(第一住建グループ)が24日、大阪府高石市であった全大阪Ⅱに出場。フリーのみで争う大会で142・68点をマークして、優勝した。
友野選手は冒頭から予定した4回転トーループ2本はいずれも転倒。続く4回転サルコウは回転が抜けて2回転となったが、後半のジャンプはいずれも成功した。
「前半、後半で白黒はっきりした演技になってしまった」と反省した。
大会直前に靴が壊れるアクシデントに見舞われ、新調したばかりの靴で感覚を探りながらの出場だったことを明かし、「大事な時に起こり得ることでもある。良い練習になった」と前向きに捉えた。
9月はチャレンジャーシリーズ(CS)の木下グループ杯(大阪)とネーベルホルン杯(ドイツ)の2戦に出場予定。
「焦らずに。今の自分の演技を受け止めて、CSまでしっかりもっていけたら」と語った。【倉沢仁志】
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