津波注意報、九州にも影響広がる 宮崎・鹿児島では一部で避難指示

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津波警報の発表について記者会見する気象庁の清本真司地震津波対策企画官=東京都港区で2025年7月30日午前10時10分、吉田航太撮影 拡大
津波警報の発表について記者会見する気象庁の清本真司地震津波対策企画官=東京都港区で2025年7月30日午前10時10分、吉田航太撮影

 ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする30日の地震では約3000キロ離れた九州にも津波注意報が出され、多数の人が避難した。海水浴場が閉鎖されたり定期航路が欠航したりするなどレジャーや交通などへの影響も広がった。

 津波注意報を受け、宮崎、鹿児島の両県の一部自治体で避難指示が出され、住人らが避難した。宮崎市は観光客に人気の青島海水浴場を遊泳禁止とした。鹿児島市は市内3カ所の海水浴場を閉鎖し、海づり公園などの入園を見合わせた。

 大分県では大分空港(国東市)と大分市中心部を海上で結ぶ水陸両用船「ホーバークラフト」が欠航。大分市と愛媛県伊方町を結ぶ「国道九四フェリー」も運航を見合わせた。

 沖縄県・石垣島と離島を結ぶ「八重山観光フェリー」も運航を見合わせ、ホームページでは「弊社スタッフは安全確保のため、避難いたします」と記載した。

 気象庁によると、鹿児島県奄美市60センチ▽同県南大隅町50センチ▽宮崎県日南市40センチ――の津波を観測した。【平川昌範、山口泰輝】

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